今月、2組目のフランス人
和様の書道体験は、欧米、中東の方が多いのは、なんとなく想像できるかと思います。
(訪日外国人のメインの中国、韓国は、まだ身近にあるからでしょうね)
今回は、フランス女性3人組です。
今月、フランス人が2組目なのは、単なる偶然かな?
日本人より上手な訪日外国人たち
和様の場合、日本人より外国人のほうが上手です。
最初の画像を見て、訪日外国人が、たった1時間のワークショップで書いたと思う人は少ないと思います。
私は、以下のように想像しています。
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日本人は、授業で小学校では毎週1時間、中学校でも数時間あります。
学校の習字は手本があるから、言葉も書き方も、自分で何も決められない。
創意工夫する余地がないから、苦手だと苦痛の時間でしかないです。
日本語を書くことができる子供に対して、習字で過度に自由を奪う背景は教育の効率化のためだと思います。
それなのに、時間のかかる効率の悪い書き方の中華式(唐様)を教えるのは、本末転倒です。
「100点の作品≠100点の手本」
今回は、
運 ラッキー/lucky
しあわせなの。/I am happy.
ようこそ。/Welcome.
の3パターン。
もらった言葉をそのまま日本語翻訳するのではなく、より良い作品になるように意訳もします。
(例 Lucky(形容詞)→運(名詞) Luck)
構図は、縦書き横書き自由ですが、グループ内でも、いろいろな構図になるように工夫することが多いです。
私の経験上、明確に言えるのは、日本人の「外国人は漢字を書きたいはず」は完全な押し付けです。
素敵な言葉を素敵なデザインで体験したいだけです。
講師は、1時間の体験で可能なゴールを想定した手本づくりが求められます。
相手の力量を想定して、適切な手本を作成する必要があると考えます。
日本の省庁で酷い看板が誕生する理由は、ベストな書を手本にしてしまう失敗を、毎回、繰り返すからです。
良い手本は、作者の力量を想定し、最終成果物がより良くなる道案内的なものです。
指導時間内に作者が理解できない手本は、レベルが高くても、良い手本ではないです。
そのため、構図に大きな影響が出る翻訳(言葉の選択)から、色々と考えて作ります。
乾かない!→ドライヤー登場
最後に、簡単な動画を作ったので載せておきます。
作品の制作中に「ガーガー」と音が聞こえるのは、ドライヤーの音です(笑)
今回も、良い作品になったのではないかなと思います。
彼女たちも言っていましたが、今日、全員、黒のトップスです(笑)
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