実は、「和様の書展」に出品していた西原理恵子さん
第6回の今回から、和様の書展は公募展になり、外部の方の出品作品も展示されておりました。
その公募作品の中に、「ぼくんち」「毎日かあさん」で有名な漫画家の西原理恵子さんの作品がありました。
西原さんの作品を知ってる人は、筆とのつながりは容易にわかると思うのですが、西原さんは漫画のセリフを筆ペンで書いています。
といっても、今回、西原さんが「和様の書展」をネットで見つけて出品してきた!というわけではなく、雑誌SPA!(扶桑社)の共同企画?で出品されてた経緯です。
つまり、漫画になってSPA!に掲載されるってことでしょう。
/
役に立ったら「応援」と思って「チャンネル登録」してーーー!
\
審査員にも一切知らされていなかった西原さんの出品
西原さんの出品は、審査の公平性を保つため、審査員には一切知らされていませんでした。
そのため、残念ながら西原さんの作品は受賞とはなりませんでした。
「和様の書展」は客寄せとして有名人が入選する某芸術展とは違い厳しい世界です(笑)
かといって、ある特徴から気づいた審査員もいました・・・。
終了後、「(西原さんに)入れたいけど(企業の審査だから)入れられないですよ!」とのこと。
審査員、しっかりしています!厳しいです!入れても良かったんですよ(笑)
書展に来場し、2時間以上…
西原さんは、和様の書展にも来場されて、2時間ほど滞在され、いろいろな質問をされました。
実は、西原さんは武蔵野美術大学出身(そこまででも人生、波乱万丈すぎるんですけど…)なんですね。
私は、美術の専門教育は皆無で、美術関係の知識は銀座などの画廊巡りで得た現場のものだけ。
書道と美術は共通点が多いという話から「書道ってすごい、そんな考えをしたことなかった。」と興味を持っていただき、会場に2時間以上滞在して、解説を一つ一つ聞いて行かれました。
/
購読ありがとう!「チャンネル登録」で、最新動画も見れるよ!
\
SPA!「西原さんが追加取材したいようで体験できませんか?」
書展終了数日後に、嬉しいことに西原さんから追加取材の申し出があり、今回の和様体験になりました。
会場では、すごく真剣に話を聞かれて、実際にやってみたいというのは、嬉しい話です。
おみやげに、高そうなバームクーヘン(ニューオータニと書いてある)もいただきました。
書道教室にあるお菓子は、源氏パイレベル(いや源氏パイ旨いです!)だったので、生徒は「卵の味がする!」という謎感想を言っておりました。
私も明日、食べて「卵の味がする!」みたいなことを言いたいと思います(卵の味がしました)。
西原さん「紙がもったいない」と真っ黒になるまで書く
西原さんは、門外漢の書に関して謙虚で、かつ、吸収しようという学生のような貪欲さを書展で感じました。
「予備校時代を思い出した。画材は高いから、本当にギリギリまで捨てなかった。」という話をされていました。
”先生”と呼ばれる立場が長いから、教えてもらう生徒の立場だった予備校や学生時代を思い出したのかも?と思いました。
西原さんは、和紙が真っ黒になるまで練習をされていて、西原さんクラスでも、画材を大事にされるのだから、私はもっとね謙虚に…しなきゃ。
2時間 本当に集中して練習
通常、有名人さんたちが取材で練習すると言っても、普通は20分程度で終わり、次の現場に向かいます。
しかし、西原さんは今までの有名人で最も長く練習された方です(というかガチでした)。
2時間みっちり、練習して最後に清書をされました。
最初が左、右が2時間後です。(やり逃げ感は、beforeの方があるけども…)
普段慣れている筆ペンとは、違うので、最初は相当戸惑ったみたいでした。
ただ、武蔵野美術大学卒業だけあって、独自の技術習得の方法が確立してます。
この記事や今後発表される作品を見て「私も体験してみたい!」と思ってもらえると嬉しいです。
西原さんもハマった?和様って、漢文やかなとまた違って楽しいですよ!
最後に、記念撮影!
バームクーヘンありがとうございました!
なお、SPA!への掲載日程など詳細は、西原さんの筆の進み具合だそうです(笑)
昨年10月くらいからの長期取材の企画なので、気長にお待ちくださいませ。
追記 第7回 和様の書展 2017年10月開催★審査員募集(第6回の動画あり)
追記 なぜか、今週もいる西原さん…
コメント