【高校生同士】英語で書道を教える書道体験

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福島南高校はスーパーイングリッシュランゲージハイスクールの指定校

今回、体験を主催した福島南高校は、「スーパーイングリッシュランゲージハイスクール(SELHi、セルハイ)」(という長い名前)の指定校でした。
日本の高等学校における先進的な英語教育を研究するための文部科学省主導のプロジェクトで、2009年度で終了しています。
現在は、「スーパーグローバルハイスクール」という形で継続している模様(詳細は調べてない)。
現在、福島南高校は、イギリスのケステブン・グランサム女子中等学校(Kesteven and Grantham Girls’ School)と姉妹校協定を結んでいる。相互にホームステイと受け入れの体制を取っているようです。





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高校生が英語で書道を指導するメリット

今回の体験は3つの体験になっているのではないかなと思います。
①書道の指導
②日本語の指導
③英語の実践
①は以下で触れますが、日本人にとって初体験になるのは②なんです。
外国人は、「い」と「り」の区別がどこで行われているか知りません。
(類似例:土/士、未/末、う/ラ)
これを、字形の違い(類似例は字形違いの字種違い)といいますが、日本人は、経験でそれを覚えています。
書を指導していると外国人から「なんでこれはOKで、こっちはダメなんだ?」という質問が来ます。
この時、自分がどのように日本語を判別しているのか考える初体験になります。
日本人は無意識で判別していることが、外国人からみたら合理的ではないように見えるから、どうしてなのか説明しようとすると結構難しいです(それを英語で言うとなると、すごく大変なんでしょう!)。

「日本人より日本語の書道が得意な外国人はいない」

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日本人には「書道は苦手だから」という人もいます。
「外国人から見たら、書道は圧倒的に君が上手い。上手い人が苦手というのはおかしい。自身を持って!」というようなアドバイスしております。
義務教育で毎週1時間、同じことを数年間行なう芸術系授業は習字だけです。
一般日本人が最も得意で、世界に差別化できている芸術は、日本語の書道なんですよ。
手書き文字は美文字以外認めないという風潮が、手書き以外の情報技術が主流になった今、単に、筆離れ、手書き離れを加速させるだけということを気づいてほしいです。

和様の書道体験の様子を動画にしてみた

あまり外国人体験の動画って作ることがないので、今回は、頑張って編集してみました。

昨今、youtuberという人たちの編集力や企画力を見ると脱帽してしまいます。

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短い時間でしたが、日本人、イギリス人双方の良い思い出になってくれると良いなと思います。

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