From America 篆刻&和様の書道体験 奥様は日本人

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家族に日本の文化を体験してほしい!

今回、アメリカのご家族が旅行で来日。

奥様が日本人で「アメリカに住む家族に日本の文化を体験してほしい。」とのことです。

篆刻から和様の書道体験まで2.5時間の体験を行いました。

初篆刻!印鑑文化のないアメリカ

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印鑑(一般ではハンコ、書道では落款印)を掘ることを篆刻といいます。

当たり前ですがアメリカはサイン文化なので、印鑑で個人証明をする文化はありません。

意外と知られていませんが、印鑑を日常生活で使うのは、現在、日本、韓国、台湾くらいです。

漢字同様に、印鑑文化も本家中華では色々と廃れていますね。

日本の印鑑の書体は篆書(秦の始皇帝が統一した文字の小篆)を使用しています。

私や教室の生徒達が行う篆刻のほとんどは名前の1文字だけなので

海外の人には「イニシャルスタンプ(Initial stamp)」と説明します。

女性の口紅ようなもので、書に落款印(ハンコ)の朱(赤)が入ると海外の人からみても

自分の書のグレードが上がったように見えるそうです。

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書きたい言葉選びに、いつも大騒ぎ

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「何を書きたい?」と聞くと、一つに絞り込めない人、漢字とひらがなで迷う人、

英語でも少しださい言葉を選ぶ人、それぞれいろんな意見が出て最も盛り上がるところです。

外国語→日本語にする場合には、通訳さんも苦労するのでパソコンが必須です。

今回は、「ポケモン」「笑」「とうふ」「松上」「海老」でした。

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練習の時はリラックスしてても、本番の清書では…

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手なんて添えちゃって、なんかちゃんとしています(笑)

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清書終了後、落款印を押して完成!

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欧米の外国人は落款印を押すことも初めてなので、みなさん結構、緊張していました。

約2.5時間ほどかかりましたが、全員完成です!

最後は完成した作品を各々持って集合写真!

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ご参加ありがとうございました!

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