今回は中国人、韓国人、インド人、日本人で計7名
今回は、会社の研修のレクリエーションの一環として活用してもらいました。
8人が最大人数なので、本当にほぼ満席でした。
1時間ほどの体験でしたが、普段は見せない表情などが見えたんじゃないでしょうか。
楷書とは違って、普段の気分でやれるのは、和様のいいところだなと思います。
日本の書道の成り立ちなども少し説明しました
せっかく、多国籍の方が参加してもらったので、江戸時代の御家流で書かれた書籍なども見せて
日本の書道の成り立ちなども簡単に説明しました。
中国の人も、書道を経験していたので書き方が違うため苦労していました。
逆に、韓国、インドの方は未経験だったので自由に書くことができたと思います。
韓国語と日本語の発音が似ている
韓国語を勉強している人には常識なのですが、韓国語と日本語の発音は似ているという話になりました。
(こういう雑談も職場ではなかなか起こらない話ですね)
家族 가족 ”かじょ”
運動場 가족 ”うんどんじゃん”
という風に意外な単語の発音が似ています。
韓国の方が、教室の床の間をさして「掛け軸や額のことは”표구(ぴょぐぅ)”と言います。」
とおっしゃって日本人は「全然、似てないねー。」となりました。
私はちょっと驚いてしまい「え?もう1度言ってください。」と聞き直しちゃいました。
そして「実は、掛け軸などを表具(ひょうぐ)というんです。それなら、似ていますね。
今は少なくなりましたが、襖や障子の張替えをするところは、表具屋さんといいますよ。」
と、表具は偶然かもしれませんが、こんなマニアな単語も発音が似ているんだなと思いました。
こういうことに出会えるのも、外国人との書道体験をしていてよかったなと思うところです。
コメント