発足は1952年 手島右卿氏の公益財団
会の発足は1952年、日本が真の意味で独立したとされる年です。当初は「独立書道会」という名称でした。
1967年「独立書人団」と名称を改め、1994年に文部科学省から認可された財団法人を経て、2012年4月1日に
「公益財団法人 独立書人団」として設立登記されました。(独立書人団サイトより)
独立書人団は毎日書道会派閥の一派になるのですが、親の毎日書道会は一般財団法人なんです。
公益財団と一般財団は何が違うか、簡単に言うと、一般財団は私でも即座に作れますが、公益財団は無理(笑)
独立した合議制機関の答申に基づいて内閣総理大臣又は都道府県知事の認定が必要となり、特定公益増進法人の一つとして一定の要件を満たす寄附金は、税額控除の対象となる。(Wikiより)
税額控除などある代わりに、帳簿など色々細かいことが要求されます。
独立書人団の有名書家さんたち
独立書人団は、印象として他の大手団体より、メディア露出される方が多い印象です。
団体内での縛りがなく自由なのかもしれません。
(「大人なのに縛りなんてあるの?」という人もいるかもしれませんが、サッカー部が野球部の試合に出るくらいの縛りはあります(笑))。
そのため人数規模の割にメディア等でも有名な方が何人かいらっしゃいます。
筆頭はもちろん、創始者の手島右卿氏(1987年没)。
※ちなみに「手島右卿賞」なるものがありますが、これは別物だと考えてOK!モンドセレクションのようなもの。
元独立書人団 柿沼康二氏(大河ドラマ「風林火山」でも有名)。
現役では、バラエティなどでも人気の森大衛氏(当日会場いらっしゃいました。背が高い!)。
最近、石原美歩氏も有名とのことです(テレビを持ってないので、失礼ながら存じませんでした)。
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(たぶん)準会員以上の作品たち
平成27年 63回 独立書展には時間の滞在だったので、全てを見ることができなかったのですが、
アテンドしてくださった方と私の好みで作品を適度に撮影してきました。
私の教室でやっている和様とは全く違うので参考にならないと思うべからず!
構図を1から考えるなんて、大先生でも困難なので、
ここは「よい」とされている構図を一旦、学んで使って、工夫するのが上達の近道です。
ちなみに、準会員は、入賞1回or入選2回→会友→準会員→会員という流れですから、なるだけでも大変です。
こういう展覧会では珍しく臨書もちらほら見られました。
現代文は新たな構図を模索中?
独立書人団で、現代文は構図にかなり苦労している様子が伺えました。
逆に、すでにできている近代詩文書や読売の調和体のスタイルに依存せず、チャレンジしているからこそ、
苦労している点が見えるのだろうなーと思います。
今回、アテンドしていただけたHさん、Sさんありがとうございました。
第64回独立書展もupしました。
shodo.tokyo/archives/2462
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