いよいよワークショップ本番!秘密兵器が登場!
前日の準備で120個の体験用の枠を書き終えて(準備編はこちら)本番当日です。 実は、今回の企画には秘密兵器があります。 落款をペイントで書いてもらうかどうか悩みましたが、はんこを押す作業は楽しいかもと思い 今回のために私の文字で40mmサイズの大きな50音のゴムはんこを作成しました! (このゴムはんこ、将来そんなに使う機会がないのでイベントしなくちゃ…呼んでね♪)
予定より30分早くワークショップ開始です!
私達の展示は7Fだったので、実際にお客様が来るまでに1時間ほどかかりました。 (開始1時間ほどは1Fが相当混雑していたようですね。) 書きたい言葉をスタッフと一緒に考えて書いてもらいます。 スタッフも、最初は言葉に合わせて最適な構図を提案するのに苦労したようですが 徐々に慣れると、どんどんいろんなアイディアを出せるようになっていました。 最後に、前述の「秘密兵器」のゴムはんこを押して完成です! その後、作品と記念撮影です。 楽しい作品が作れると、子供のテンションもMAX! 書道は、本来、読める言葉を書くものなので意味がわかるほうが楽しいはず!
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子供にガマンさせるワークショップ
そのため今回のワークショップは、枠を作って作品にまとめました。 多くのワークショップでは子供たちを自由にさせて楽しませるところが多かったですが、 うどよし書道教室のワークショップは、子供たちに「枠」という制限を理解してもらって 作品に仕上げる「ガマンさせるワークショップ」をしようと思っていました。 それが最終日の「かべ書展」につながるわけです。 自由にペイントやお絵かきさせるのは、他の方が思いついてやるでしょうから、 当教室は和様をやっているので、言葉を自由に書かせる点で自由ですが、構図や落款(はんこ)など うどよし書道教室のノウハウを惜しみなく入れました。
付き添いで見ている保護者にも書体験を!
裏テーマには「こういう構図で書いてハンコを押せば、子供の書が作品になる。」という 体験(経験)を保護者にしてもらいたいというのがありました。 そのため、会場には「本日のコツ」という張り紙が数箇所に掲示しておりました。 「とめ はね はらい をやらないほうがうまく書けます」と書いています。 気付いた方は、子供にそういうアドバイスをしていました(GOOD!)。 逆に、習字を習っている子供は習っている楷書で書いちゃいます。 でも、楷書は作品に限っては最も難しい書体なのです…(泣)。 大人の書展では、楷書は難しいから最も出品数が少ないんですよ(1%程)。 でも、ほとんどの人は学校や習字教室では教えてもらえないから知らないですよね。
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書き方は自由!でも枠や構図はガマンね
今回は、枠や構図では大人の意見を入れて子供にガマンしてもらいますが、 書き方は習字を忘れて子供の書きたいように書かせて作品にすることが目的でした。 習字は元々、字を覚えることが目的で、筆は筆記のための手段(道具)です。 それが、現在、習字は筆で書くことが目的になっています(手段の目的化)。 現在、筆記はペン(キーボード?)が主流で、筆を使った習字で字を覚える子供はいません。 それなら、せっかく表現力の高い筆を使うのに、ペン字と同じ楷書だけではもったいない。 まるで球技部に入ってるのに引退までジョギングしかしないようなものです。 筆で言葉を書くという表現は、一定の指導の元、自由にやれば楽しいものです。 (なんでも自由もいいのですが、天才じゃないと自己満足で終わってしまう…)
2段階構成!最終日は「かべ書展」へ
初日は作品が少ないので純粋なワークショップでした。 最終日は作品が埋まっていくのでLIVEの「かべ書展」の展示という2段階構成でした。 書展は最終日後半なので、駆け込みでワークショップを回るのに必死で伝わってたかな…
ワークショップの画像一覧
今回、参加してくれた子供たちの作品一覧です(一部漏れがあります・・・ゴメンナサイ)。 初日に来た方なんかは、見てない作品がたくさんあると思います! 最後に子供たちの表情で和んでください(転載、引用は禁止です!)。 (真正面で顔が大きく写る写真は、撮影時に確認をしておりますが、 万が一、NGの方がいたら、大変お手数ですがご一報ください。削除します。)
優秀賞の発表は13日までにこのサイトにて実施
今回、110点ほどの作品が集まりました。 審査は、現在、スタッフから集約をしております。 ■審査方法 ・5点選ぶ。 ・順位をつける(1位5点…5位1点)。 ・総合計の高い方を発表します。 では、しばらくお待ち下さいませ!
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