フィリピン人の書道体験 Filipino calligraphy experience


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JOCA主催の書道体験

JOCA(青年海外協力協会)からの依頼を受けて、25名の書道体験を実施しました。

漢詩中心の唐様ではなく、日本の毛筆文化を楽しむということで、

Japanese alphabetである「ひらがな」の書道を楽しんでもらいました。

英語が苦手だけど資料を作ったり

日本に興味を持って来ている人たちで、かつ、複数の選択肢の中から文化体験を選んだ人が

参加すると聞いていましたので、少々マニアックではありますが、少し座学も入れてみました。

日本人と違う点は、殻から生まれたばかりのヒヨコ状態なので素直に入ったかなと思います。

以下は、今回使用した資料の一部です(英語間違いはご容赦ください)。

この辺りの歴史は、和様をやっている私だからシンプルに説明できる内容だと思います。

内容は

・日本語の成り立ち(漢字、ひらがな、カタカナ)

・日本の書道の歴史と現状分析

・自分の名前を「ひらがな」で書く書道体験→色紙に清書と押印(作品とゴムはんこはプレゼント)

という流れです。

Japanese calligraphy experience wayou Japanese calligraphy experience wayou

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Japanese calligraphy experience wayou Japanese calligraphy experience wayou

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国名「フィリピン」はスペイン皇太子が由来

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フィリピンは、国名も16世紀スペイン皇太子「フェリペ」から来ているそうです。

そして、公用語はフィリピン(タガログ)語と英語という状況を踏まえて、

日本も江戸時代から支配層が大きく変わる度に公式書体が変化した類似点も説明しました。

(明治維新、大東亜戦争後で、日本の公式書体は過去150年で2回変わっています。)

どこの国も、言葉(情報技術)、料理、宗教を見れば、統治の歴史が予想できます。

フィリピンの歴史を見ても、アジアで日本だけが特殊な状態だったと改めて感じます。

16世紀 スペインの植民地支配の開始

1898年 米西戦争 独立運動で米国協力(実はスペインから奪うため)

1899年 独立宣言→米国が認めず、手のひら返し。比米戦争後、米国の植民地へ。

現在は1990年代からの米軍が撤退(沖縄に集約)により、中国が南シナ海に領有権主張。

領海問題が発生中(なんか日本でも最近、聞いたことあるような…)。

と、ざっくり書くとこんな感じですね。

楷書をやらない書道体験はとっても順調!

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中華式の唐様である楷書ではないので日本語を筆で書くことを楽しんでもらえたと思います。

子供のように筆で文字を書くという行為を新鮮に捉えていますね。

上部写真なんて、書画一体の作風ですもの。

As you can see in their works, they simply enjoy writing or even drawing with a brush with childlike mind.

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私とスタッフさんに積極的に質問をしてくれて、お陰で息をつく暇はありません!

体験の時間はあっという間に過ぎて行きました!

清書したら作品と一緒に記念撮影!

全員、すごく楽しんでくれたようで清書もスムーズに進みました。

今回、うどよし特製ゴムはんこ(参加者の名前の最初のひらがな)を全員に用意しました。

イニシャルのハンコを押印して完成です!

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こういう作例ができたことはびっくりです。

I was also very impressed by some of their works which combine both thick and thin characters. This is one of the compositions I teach to my Japanese students. But They just did it like that!

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太い文字に細い文字を合わせて書くデザインは、

私が日本人の生徒に教えている構図と同じ。

でも、習字を経験してしまった日本人には

できないデザインです(左画像は私の生徒作例)。

書は文字を書く情報技術なので

綺麗な楷書で「楽しい」という単語を書くより

文字全体から楽しさが伝わってくる書の方が本来の情報技術としては正しいですね。

そして、終了後は、自分のスマホなどで作品と共に記念撮影大会です。

But many times, it is hard for people to enjoy calligraphy like this when they have the experience of “Shuji” lessons which most of the Japanese students practice at their school in order to write “right and beautiful” letters in a block style with a brush.

But which carries more correct information of what they want to say, for example, “I’m having fun” in a perfectly beautiful block style letters, or “I’m having fun” in a freely expressed lines of letters? Of course the latter.  And their works truly express their enthusiasm and that’s what makes them so special.

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ひらがなの書道作品を持って集合写真!

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完成した清書作品はこちら!

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